for STREETFIGHTERS
Bug eyes Brothers
日本で1番最初のストリートファイター系カスタムパーツの通販サイト
バグブロドットコム
Home
>
my Fighter
>
my CBR400RR(NC29)
> 2012年3月12日
★ステアリングダンパー取り付け他★
この日は、
強烈にめんどくさがってたので避けていたけど、
いつかはやらなければならないという、
スイッチボックスの回り止めのポッチ(ノックピンみたいなやつ)の為の、
ハンドルバーへの穴あけをやってみました。
ハンドルバー・ドリリング・ジグ
穴あけには、
ABMジャパンで販売している便利グッズである、
↑のジグを使用いたしました。
位置決めをした後は、
こんな感じでジグを取り付けます。
フツーはハンドルが車体に取り付けてある状態にて、
電動ドリルで穴を開けるというノリが多いと思われますが、
私が使用している
マルチクリップ・セパレートハンドル
は、
ハンドルバー単体で取り外す事が可能な為、
↑のようにボール盤にてしっかりした状態で穴が開けられてイイ感じです。
穴を開けてみた所。
ちなみに、
隣の2つの穴は、
ABM製の
S-GRIP
の回り止めの為のイモネジ用の穴で、
S-GRIP
の商品ページにも記述しておりますが、
こちらもイモネジのゆるみ防止やグリップがハンドルに対して回ってしまう応力に対する対策的に、
↑のような穴を開けておくのでお勧めでやんす。
ちなみに、
穴が貫通しちゃうとイモネジがとまらないのでご注意して下さい、
的な(笑)。
でもって実際に取り付けたら、
エラい下を向いてしまって、
位置決めを失敗しました(笑)。
理由は、
ハンドルバーが車体についている状態で位置決めせず、
私の勝手な思い込みにて、
ハンドルのタレ角調整の目盛に対して90度くらいズラした場所に穴を開けりゃーいいだろと、
深く考えずに穴を開けたのが原因で、
それだと丁度キャスター角と同じ角度で下を向いちゃうので、
まるで我が国の電力政策くらい、
強烈大失敗です(笑)。
でもって、
再度穴を開け直して無事取り付けた所。
ちなみに、
S-GRIP
の回り止め用のイモネジは、
そのまま何もせずに締め付けておくだけですと、
走行中にゆるんで落としてしまうという事が非常に多い為、
低強度のネジロック剤を塗っておくのがお勧めです。
ちなみに、
あまり強いネジロック剤ですと、
ネジの径が小さい事から、
今度は全くゆるまなくなっちゃうという事もありがちなのでご注意して下さい。
あと、
ハンドルバーをとめるネジには、
こちらはこちらでネジ部にモリブデングリスを塗っておきました。
これは、
エンジンのシリンダーやシリンダーヘッドなどを組む時に、
締め付けトルクを安定させる為にネジ部にオイルを塗るのと同じノリの私のクセで、
アルミにタップでネジを切ったという場所に鉄製のボルトを締め付けていくと、
「キリッキリッ」とか「カキッカキッ」と言った感触がある場所は、
ネジがスムースに入ってる感がない為、
前述の締め付けトルクを安定させるという目的と、
あと、
アルミ部が腐食してしまった場合、
ネジが固くてゆるまなくなってしまうという将来に対する対策的なノリにて行ってます。
あと、
話は脱線しますが、
よくトーシロの方達に居がちなノリで、
トルクレンチ至上主義者の方がいらっしゃるのですが、
もうとにかくどんなネジでも、
サービスマニュアルに記載されている規定トルクで締めないと納得しないというタイプの人で、
こうした人達を更に後押ししているのが、
メーカーの看板掲げてて、
そのメーカーが主催しているような整備士の講習を受けてます的な事を自慢にしているバイク屋さんの整備士の人達で、
こうした整備士の方が、
整備が終わった後のお客さんに対する納車の際に、
「規定トルクで締め付けておきましたからー(だから大丈夫だよ)」
みたく言うケースが多くって、
お客さんはそれで安心しちゃうというステレオタイプがあるのですが、
締め付けトルクで重要なのは、
ネジの接触部分の単位面積あたりの圧力なので、
ネジ部が変形してたりゴミをかんでいたり、
あるいは前述のような、
アルミと鉄が接触する事による相性の悪さによる抵抗感とか、
そうした問題を全てクリアしてなければ、
いくらトルクレンチを使ってても宝の持ち腐れで、
むしろネジ部に異常がないかを、
ネジが入っていく過程で“素手”でしっかり把握して、
ネジの接触面の単位面積当たりの締め付けトルクが一定になっているかを、
“手の感触で”味わってネジを締め付けた方が、
個人的にはよっぽど安心で、
そうした感性が磨かれた上で初めて、
シリンダーやシリンダーヘッドなどの、
対角線的にネジを締め付けていく比較的太いボルトの締め付けの際にトルクレンチは有効だというのが私の考えなのですが、
「数字を揃えれば全ては保証された」
ライクに思い込んでる、
トルクレンチ至上主義のサンデーメカの方などは、
いつまでもトルクレンチ使ってると、
むしろそうした素手の感覚が全く育たないので、
ネジが締まっていく感覚を“素手”でしっかり覚えていくか、
あるいは自分にそうした感性がなく、
ストレートにメカオンチだという方は、
バイクの整備は素直に信頼出来るショップさんに丸投げした方が、
女性が生理を理由にセックスを断る時くらい無難です。
よく分かってねークセにコマケー事ガタガタ言うトーシロの方がいると、
まるで映画館にて映画が始まる直前に前の席にデカい人が座った時みたくイラッとするので、
話が長くなってしまいましたが(笑)、
左側のウィンカースイッチボックスの、
良く言えばトライ&エラー、
悪く言えばただの大失敗の経験から、
右側のスターターキルスイッチは、
フツーにイイ感じの位置に穴あけ出来、
まるでオセロで角を取った時くらいイイ気持ちです(笑)。
まー、
左側に合わせて位置決めしただけなんすけどね、
的な(笑)。
でもって、
ハンドルのスイッチ関係の取り付けが終わった後は、
事前に取り寄せていたRCエンジニアリング製のステアリングダンパーの取り付けを行いました。
ちなみに、
取り付け説明書では、
フレーム側のステーはカウルステーの上側の穴を利用して、
更にはフォーククランプも左側フォークに取り付けて、
ステアリングダンパーの調整ダイアルは右側にくるよう推奨されているのですが、
こちとらネイキッド車なのでそんな事はシカッティング(シカトの進行形)で、
調整ダイアルは走行中でも調整出来る左側にくるのがデフォ(常識)だろとばかり、
説明書とは反対の向きで取り付けてみました。
ところで、
ステアリングダンパーというパーツも、
乗り手によって好き嫌いがハッキリ分かれるシロモノ家電ですが、
私はフロントの車高が高い乗り物を心底忌み嫌っていて、
フロントの車高が高いマシンは視界に入れるのもイヤだというタイプの人間で、
とにかくキャスターを立てたフロントが低いマシンを好むので、
キャスターが立ってて直進性が悪くなったマシンにとっては、
ステアリングダンパーは海外旅行におけるパスポートくらい重要なアイテムで、
これがついてないと、
ハンドルが振られて車体が暴れだした際、
まるで小栗旬と山田優が築く“温かい家庭”くらい危うい状態に陥ってしまいます。
※参考文献
なので、
私の乗るオートバイにステアリングダンパーを取り付ける事は、
国民の総意なのであります(な訳ねーですw)。
すみません、
この国の国民の足並みが揃う事などないのに、
表現が大げさ過ぎました。
なので言い直すと、
私の乗るオートバイにステアリングダンパーを取り付ける事は、
ハリウッド映画の悪役は必ず自宅にプールが有る、
と言うくらいの常識なのであります。
と言う訳で、
だんだん走る部分に関する問題点がクリアされてきたので、
暖かくもなってきた事ですし、
とりあえずはとっととシェイクダウンしたい今日この頃でやんす。
2012年3月14日 ステムナット交換他
Copyright(C)ABM JAPAN All rights reserved
ページのトップへ