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Home > その他のコンテンツ > ストリートファイターとは > 2014年3月27日


ジャーマン・カフェファイターについて





★プロローグ
 最初に結論(つじ・つかさ風)。シングル・ツイン(単気筒車と2気筒車の意)のツインショック車をベースにセパハン化し、クラシカルなパーツを使用してカフェレーサー化したバイクをブリティッシュ・カフェレーサーと呼び、国産4発のモノショック車(もしくはモノショック化した車両)をベースにセパハン化し、クラシカルなパーツは使用せずにカフェレーサー化したバイクをジャーマン・カフェファイターと当サイトでは定義します。相変わらず勝手に(笑)。

 さて、個人的に私が考える「ストリートファイター」とは、国産4発のモノショック車をベースにネイキッド&バーハン化し、φ180の丸目1灯以外のヘッドライトを装着したバイクという感じだったのですが、ストリートファイターの定義が曖昧な事から、すでに世の中的には、φ180の丸目1灯以外のヘッドライトを装着したネイキッド車であれば、ザックリと「ストリートファイター」と呼んでしまっても良いような風潮にもなってきており、シングル・ツイン、あるいはツインショック車のベースマシンを「ファイター化した」という方も少なくないという状況で、ビクスクや痛車のカテゴリーよろしく、ストリートファイターというカテゴリーのこうした流れも、もう私個人の力では止めようがないようです(笑)。

 しかし、あえての苦言を呈せば、「ストリートファイター」が売り文句のカワサキのZ250などに対しては、私はカワサキの社員の方に対して、まずはストリートでファイトする前に、社内でファイトして頂きたかったと切に思います(笑)。

 という訳で上記の私の個人的な気分から、ドイツの人達が作るストリートファイターを「ジャーマン・ストリートファイター」とカテゴライズした当サイトの経験則も手伝い、ドイツのファイター系のバイク乗りが作るカフェレーサーは、早めに従来のカフェレーサーと明確に区別しておいた方が良いと思い立ち、このたび私はペンを持つ、いや失礼、キーボードを叩く事にいたしました。





★シングル・ツインを愛す方が読み飛ばすべきパート
 まず、気分を害す方がいらっしゃる事を承知であえて私個人の嗜好を述べさせて頂ければ、私はシングル・ツイン、ツインショック、クラシカルなパーツが嫌いです。正確には大嫌いです。

 特にシングルは大嫌いで、5,000万歩譲って私にとって許容範囲のシングルは、通勤で使われるような原付2種のスクーターと、タイヤウォーマーに通電する為の発電機くらいで、道路でシングルがボーボー、あるいはツインがバタバタと音を立てて走っているのを聴くと、まるで弁護士と電話で5分以上話している時くらいイライラいたします。

 正直に告白すれば、私は国内2輪専門誌に騙されて、20代の前半に、あろう事か自ら進んでシングルに乗るという拷問を甘受した事があるのですが、このシングルという、髪の毛が生えるスピードよりも遅い速度しか出ないバイクに乗っておりますと、むしろ歩きたくなってくる程イライラしました。私はイライラしました。私は本当にイライラしました。

 本当にこのシングルというバイクは、大きな声で一生懸命アピールするだけの鈴木奈々と大して変わりがないシロモノ家電で、よく女性が男社会で生きていくには、「女を武器にするか女を捨てるしかない」と言われますが、私はこの意見に賛同出来ないものの、似たように表現させて頂ければ、シングルが2輪業界で生きていくには、速さは捨てて遅さを武器にするしかないようにも感じられます。そう、週末に悪ぶりたい会計士が好むハーレーのように。

 えーと何の話だったか? そうそう、そして私はその後、久々に国産4発に乗ったのですが、まさに目からウロコが落ち、まるでムショからシャバに出たかのような爽快感を味わった事で、原チャリ以外のフルスケールのバイクに関しましては、もう2度とシングルには乗りたくないと考えるに至りました。

 逆説的には、私は元々「男は黙って国産4発」教と、、「やっぱバイクはインラインフォーの集合管、それっきゃねー!」教の、2つの宗教の信者だったのですが、バカげた国内2輪専門誌に騙されシングルなどに浮気した事が、人生最大の過ちだったと今はハッキリと断言する事が出来ます。

 誤解してもらいたくないのは、私はシングル・ツインに乗るライダーの絶滅を願っている訳ではなく、むしろ今後も増え続けて欲しいと乙女チックに願ってもいます。もちろん理由は、2輪業界の発展を心から願っているからです。否、余裕でブチ抜ける“カモ”が増えるからです(笑)。


注:上記の文章は、文章を面白おかしくする為に多少大袈裟に記述しておりますので、気分を害されたという方は、あまりありがたくないメールを送り付けたり、私の自宅の前でウンコをしたりはしないで、「どっかのバカが自分のサイトで好き勝手ほざいてるだけだ」と、冷静に沈思して頂ければ幸いです。





★ツインショックやクラシックバイクを愛す方が読み飛ばすべきパート
 また、私はジャーマン・ストリートファイターの価値観である、「シートの下に何も無い感」を醸し出す為のデフォルトである、モノショックの造形美を心底愛しておりますが、それに対して懐古主義の象徴でしかない石器時代の化石を博物館で見るからのような過去の遺物であるツインショックは、見るからにもっさりしていて見かけもダサく、運動性のかけらも感じられず、信じられない程情けない見るに堪えないルックスの早い話がおどるポンポコリンで、まるでブラック企業の象徴たる悪名高いワタミが掲げている看板のように、個人的にツインショックは視界に入れるだけでヘドが出ます。

 また、私は元々削り出しの部品を製造する職人だった事も手伝って、クラシカルな造形のパーツに対しても何の興味もない事から、クラシックバイクに対しても、まるで男性にとっての生理用品のCMくらいどうでもよく、近代的な、あるいはむしろ近未来的なルックスのパーツに強く惹かれるタイプの人間なのでした。

 そう、従ってセパハン化したネイキッド車において、国産4発、モノショック、クラシカルなパーツは使わず近代的なパーツで武装したジャーマン・カフェファイターは、私にとって必要なエレメント(要素)が揃ったバイクだったのです。

 また、当サイトは国内で初めてジャーマン・ストリートファイターのカルチャーを啓蒙しておりましたが、SS(スーパースポーツ車)のバーハン化や、あるいはカチ上がったシートカウルに対する日本人のバイク乗りの根強いアレルギー反応も十分に味わっており、ジャーマン・カフェファイターであれば、ジャーマン・ストリートファイターよりかははるかにアレルギー反応は少ないであろう事も容易に想像できました。


注:上記の文章は、文章を面白おかしくする為に(中略)ご免なさい。





★カフェレーサーとは
 ところで「カフェレーサー」という言葉は、元々イギリスで生まれたようですが、文字通りカフェに集まったライダー達が、自慢の愛車で競争していた事がその発祥というのが、私でも知っているようなザックリとした定義のようです。

 こうして、当時のイギリス製のシングルで作られたイギリス発祥のカフェレーサーに対するオマージュとして、専門店や専門誌も存在する事から、日本のストリートバイカー系の方達が、主にヤマハのSRをベースにカフェレーサーを製作している為、我が国でもカフェレーサーに対する人気は根強いものがあります。また、現行モデルの中でカフェレーサーっぽい外車をオサレっぽく推すノリにて、その存在自体が痛い国内2輪専門誌の中でも屈指の痛さを誇る『MOTO NAVI』誌なんかでも、カフェレーサーを特集しちゃったりしているようです。

 つまり言いたい事としては、我が国におけるカフェレーサーとは、単にバイクをファッションとして捉えている方達のオサレアイテムでしかなく、そこに反体制としての「ストリートの怒り」は全く感じられません。

 まーストリートバイカー系の方達や『MOTO NAVI』愛読者の方達に特に何も期待していませんし、そもそもそんな事はどうでもいいのですが(笑)、最後に定義づけめいた言い方をいたしますと、伝統的なイギリスのカフェレーサーに対するリスペクトを込めて、シングル・ツインをベースにクラシカルなパーツを使用して製作されたカフェレーサーを「ブリティッシュ・カフェレーサー」。また、SRやWなどに現代的な足回りを組み込んだ、より進化したカフェレーサーを「ジャパニーズ・カフェレーサー」と、話を簡単にする為に、当サイトではまたまた勝手にカテゴライズしたいと思います。





★イギリスとドイツの違い
 他国の事なので日本人はハダでは理解しておりませんが、かつてイギリスはコロナイゼーション(植民地拡大思想)を抱き世界を席巻しました。

 そしてイギリスは、戦争でドイツを倒したという過去の栄光も手伝って、無機質でユーモアのかけらもないバカげた国として、今でもドイツを嘲笑しているフシがあります。

 一方ドイツは、実際にドイツにはそうした側面もある為か、あるいは日本が厳父たるアメリカに対して、いつまでもいじましい位に従順であるように、ドイツも戦勝国に対する自己卑下があるのか、あまりハッキリとイギリスに対する嫌悪感は示さないものの、日本のストリートバイカー系の方達のように、恥も外聞もなくユニオンジャック(イギリスの国旗)をベタっと貼ったイギリスライクなカフェレーサーを作る人はあまりいらっしゃらないようです(全く居ない訳ではないようですが)。

 逆に、同じくイギリスで発祥したストリートファイターのカルチャーも、独自のセンスでアレンジして独自のカスタムカルチャーとして発展させたように、時代遅れのシングル・ツインを過去の遺物として駆逐した日本製の並列4気筒車に対するリスペクトや、同盟国でもあった日本の兵器に対する恐らく間違ったリスペクト(笑)により、ドイツのファイター系のライダー達が作るカフェレーサーは、伝統的なクラシカルなフォルムとは全く違った、日本製4発を使用した独特なフォルムのカフェレーサーになっているのが特徴で、凝り性なドイツ人の特性が強く表れています。









★ジャーマン・カフェファイター
 「ジャーマン・カフェレーサー」としても良かったのですが、「カフェレーサー」と言うと、どうしてもシングル・ツイン、あるいはツインショックのイメージが強くなってしまうので、ファッションとしての「カフェレーサー」と言うジャンル付けではなく、ジャーマン・ストリートファイターに対するリスペクトを込めて、当サイトでは国産4発ベースでリアショックはモノショックで、クラシカルなパーツは使用しないジャーマンライクなカフェレーサーを、「ジャーマン・カフェファイター」と定義したいと思います。

 いいですか? しつこく繰り返しますが、国産4発と近代的なパーツの使用は絶対に外さないで下さい。そして、ドイツの人達がシングルやツインではなく、日本製のインラインフォーに対してリスペクトしている事を逆リスペクトし、国産4発&モノショックベースにて、ジャーマンカフェヘッドライトなどを筆頭に近代的なパーツで武装して、セパレートハンドルとかカフェレーサーライクなシングルシートを装着した、当サイトで定義したジャーマン・カフェファイターを実際に製作したという方は、カフェに集まった、ユニオンジャックをベタっと貼っちゃうような、ジェットヘル(笑)を脱いだら整髪料のオイニー(匂い)がプンプンしてそうな、オサレ系の伝統的な文字通りのカフェレーサー達を、まるで赤子の手をひねるように、「何がレーサーだよバーカ(笑)」と、余裕でぶっち切ってみて下さい(核爆)。

 あーそうそう、バトルする相手が同等な性能のSS(スーパースポーツ車)だった場合には、デーウー(テクニック)や根性(スピリッツ)で対処してみて下さい。

 『ファイター』の名のもとに。








経済力や力量がある方は、
ツインショック車をモノショック化する事で、
よりクールなジャーマン・カフェファイターが出来上がります。


ボーイズファイターについて


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