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Home > my Fighter > my CBR400RR(NC29) > 2013年3月4日

★セッティング変更色々★



先日のM.S.L.HOBBYでの走行から丁度1週間経ったこの日、
色々と懸念されていた部分のセッティング変更を行いました。




まずは次回の走行までに絶対に手直ししなければならないトッププライオリティー(最優先事項)として、
キャブセッティングをかまします。




通常強烈にめんどくさいキャブレターの取り外しも、
ちょちょいのちょいで慣れてきました。




外したキャブレター。

しかし、
いきなりジェット類を交換する前に、
一応教科書通りプラグの焼けをチェックしてみようと思います。




4番シリンダーのプラグで、
予想通りだいぶかぶってます。




と思いきや、
3番シリンダーは割と焼けてる感じです。




2番シリンダーは3番と4番の間くらいのノリです。




1番はまたまた割といい感じの焼けです。

という訳で、
4気筒がバラバラな調子ですが、
燃調をリッチ(濃い目)にした事で、
中古による4気筒の状態の違いがより大きく表れたのか、
まさかジェットの精度不良という事もないかと思われますが(笑)、
あまり深く考えずに、
以前に比べれば全体に濃い目になったとは思われるので、
リーン(薄め)のセッティングでかまします。




元々リッチに持って行った理由は、
当初の走行で原因不明だった高回転での頭打ち現象に対して、
恐らくキャブが薄すぎると勝手に予想していた事で、
その後、
頭打ちはサイレンサーにバッフルを取り付ける事で解消されたので、
別にキャブをリッチに持っていく事も無かったかもなのですが、
マイ・ベイビー・ブレードのトルク感の無さに対するパラノイック(偏執的)な想い(笑)から、
前回はかなり大きくリッチにしてしまったので、
別にノーマルで大丈夫なんじゃないかという想いと共に、
今回はメインジェットを前回の130番に対して115番(ノーマルは108番)、
スロージェットを前回の40番に対してノーマルと同じ35番に致しました。


メインジェット:108番(ノーマル)→120番→130番→115番

スロージェット:35番(ノーマル)→真ん中2気筒38番外側2気筒35番→40番→35番


分かりやすく記述致しますと、
↑みたいな遍歴です。

このノーマルに近いセッティングで問題がないという結果となれば、
まるで“ゆってぃ”のテレビにおける賞味期限くらい、
キャブのリッチセッティングは短命に終わる事となります。


※参考画像




キャブやタンクを取り付け、
始動確認致しました。

ちなみに、
前回かなりリッチに持って行った際、
元々はスロットル全閉でセル一発始動だったのが、
スロットルをあおらないと始動しないという風に、
少し始動性が悪くなっていたのが気になっていたのですが、
恐らくスロージェットがデカ過ぎた事が原因だったのだろうという予想が的中し、
スロージェットをノーマルに戻しましたら、
以前のようにスロットル全閉にてセル一発始動と元の状態に戻りました。




メンテナンススタンドから下ろし、
シートカウルがついていない状態という、
リアのイニシャル調整をやりやすい時を狙って、
続けてリアのイニシャルを弱める事に致しました。

ちなみに、
イニシャル調整のネジの部分が、
以前は17mmだったのを12mmへと、
一気に5mmもイニシャルを弱める事で、
フロントへの加重移行のスピードを弱めるセッティングと致しました。

あと、
伸び側のダンピングも強めようかと思いましたが、
イニシャルを抜く事で十分サスの伸び側のスピードは遅くなったので、
ダンピングはそのままにして様子見とする事に致しました。

また、
フロントの伸び側のダンピングを弱めて、
これまたコーナー立ち上がり時のリアへの加重移行を早めようかと思いましたが、
フロントのダンピングはすでに最弱となっており、
処理の仕方を知っている人が太陽系の中で1人も居ないという、
まるで原発が生み出す放射性核廃棄物のように、
フロントのダンピングは“何も出来ない”状態でした。

あと、
全然関係ないですが、
マイ・ベイビー・ブレードをイジってる間、
半年くらい遅れて放送してんじゃないかという感じにて、
『モヤモヤさまぁ〜ず2』の再放送を“ながら”で見てました(笑)。

南国なのでのんびりやってます(笑)。




それから、
そもそものCBR400RRの400ccという排気量と、
更にはモリワキのフルエキでは、
低中速のトルク感を求めるのは無理といさぎよくあきらめ、
単純に立ち上がり時のギアをショートにする事に致しましたが、
前回までのマイ・ベイビー・ブレードのファイナルは、
HSR九州での走行を前提に、
フロント13Tとウルトラショートにしていて、
M.S.L.HOBBYでは2速オートマ走行していたのですが、
これはノーマルの2速よりかはショートですがノーマルの1速よりはロングだと言うセッティングで、
具体的には、
計算上時速40キロで走行中にエンジンの回転数が5,026rpmと言う感じでした。

そして、
今回はフロントをノーマルの15Tのスプロケにする事で、
1速で走って時速40キロ時の回転数を6,125rpmと、
時速40キロの時に今までよりも1,099rpm高くなるようなセッティングで走ってみる事に致しました。

という訳で、
時速40キロでコーナーリング中の回転数が約1,100rpmも上がると、
だいぶギクシャク感が出そうなのと、
より加減速が激しいライディングスタイルにする必要があるかもしれないので、
裏目に出る可能性も高い気がしますが、
とりあえず試してみたいと思います。

そうそうそう言えば、
若い頃に私は87年式のCBR400Rに乗っていた事があり、
シフトダウンしてコーナーに進入した時、
モタードライクにリアがスライドしていた事があったのを急に思い出しましたが、
次回はストレートで2速にシフトアップするハメになって、
すぐにシフトダウンしてコーナーに進入すると、
1速と2速のレシオは離れているので、
よりエンブレが強くなって進入でケツが流れる事になるかもしれません。

それはそれで絵的には良さそう、
的な(笑)。




↑の赤白の87年式のCBR400Rに乗るのがまだ髪の毛がフサフサしていた頃の私です。

昔からゼブラのすぐ脇を走るのが大好きでした(笑)。

ちなみに今から21年前の画像っすよ(笑)。




↑は、
自分が主催するレースで優勝した様子(笑)。

私は以前、
草レースの主催者だったんすよ(笑)。

つーか、
若い頃からカウルが大嫌いだったんだな〜、
俺。的な(笑)。




話を戻して、
↑はドライブスプロケットを15Tにした状態です。

これによりホイールベースも14mm程短縮されたので、
よりリアへの加重が増すと共に、
回頭性も良くなるかもしれません。

という訳で、
演歌の歌詞を逆さまに読めば、
冬は暖かいし海は穏やかだし嫁や恋人も戻ってきますが、
結局マイ・ベイビー・ブレードのキャブやファイナルも、
ノーマルの値に近い状態に戻ってきたという感じであります。

ちなみに、
ノーマルのままで特にバイクに対して不満もなく接するという方からすれば、
何か私は無駄にバイクをイジってるようで、
まるでバカ売れした“クロックス”の現在くらい、
“裸の王様”に見えるかもしれません。

しかし、
サーキット野郎がラップタイム短縮を目指して走りますと、
こうしたセッティング変更は、
まるで芸能人の年齢詐称くらい日常茶飯事となるのであります。




でもって、
ステップの位置変更にて出たネガ要素として、
左コーナーでイン側のステップを踏み込むと、
チェンジペダルのステー部分を踏んでニュートラルに入れてしまうという問題もあったので、
ファイナル変更により、
次回のM.S.L.HOBBYは1速で走る予定なので、
別にやらなくてもいいと言えばいいのですが、
将来的にHSR九州にて
コーナーを2速で周る事態を想定して、
同軸だったチェンジペダルとステップを、
↑のように別軸と致しました。

ちなみに、
ステップキットを販売するアフターパーツメーカーも、
チェンジペダルを湾曲させたりナイフエッジにしたりと、
こうしたトラブルに対処しているようでもあるのですが、
チェンジペダルはチェンジロッドの分外側にオフセットされているので、
湾曲やナイフエッジなど、
私に言わせれば気休めにしか過ぎないので、
私の個人的な好みでは、
転倒後に最スタートしやすくなる事も含め、
ステップとチェンジペダルは“別軸”が好みです。

しかし、
別軸に対するニーズの声があまり聞かれないのがこの世というイキフン(雰囲気)なので、
私は以下にて、
サイレントマジョリティー(静かな多数派)に対する、
ノイジーマイノリティー(うるさい少数派)を気取りたいと思います。

ステップキットは別軸が希望(そのまんまw)。




それと、
ステップとチェンジペダルを別軸にした際に、
ステップを右側と“おそろ”のABM製の可倒式に変更したのですが、
これまで使っていたアグラス製のモノは、
まだ数回しか乗っていないにも関わらず、
すでにローレットが削れて減ってしまっていました。




実際にブーツを履いて、
愛車にまたがりチェックしましたが、
ご覧のように別軸により、
ステップワーク中、
誤ってチェンジペダルを踏む事は無さそうです。

ちなみに、
FCRとかマグホイールとかブレンボやオーリンズなんかよりも、
個人的には全然こっちの方が大事で、
スリーサイズよりも、
味噌汁が作れるかどうかで花嫁をセレクトするノリに近いです。

でも、
こういう事を書いてそれを真に受ける人が増えると、
盆栽系ショップの経営者の子供が飢えるので、
皆さんは気にせずこれまで通りFCRとかマグホイールとかブレンボやオーリンズを買って下さい、
的な(笑)。




完成したマイ・ベイビー・ブレード。

オーリンズとかブレンボとかキラキラした竜宮城系パーツは入っておりませんが、
見た目も走りも両方楽しめ、
個人的には非常に気に入っております。

手前みそですが(笑)。




「やっと完成」と思ったのですが、
ステップを外したついでに、
銀色のボタンキャップだったステップホルダーのネジを黒いボルトに変更した所、
このネジの出っ張りに当たってブーツが擦り減りそうみたく感じてしまいました。




なので、
以前にバーハンドル化用トップブリッジを黒くした時用に買っていた、
低頭のキャップボルトにここだけ変更しました。

スミマセン神経質なモンで(笑)。




それから、
これまでの走行中の画像なんかを観てても、
ラップショットのセンサーの出っ張りがアンクール(ダサい)に感じたので、
取り付け位置を少し上げてみました。

そうそうそれから、
リアのイニシャルも下げたので、
地面への接触の可能性も低くなる事も狙っています。




この角度から見て、
だいぶセンサーが見えなくなってイイ感じです。

という訳で、
これまではフロントを軸にリアを振っていくという、
ミック・ドゥーハンのライディングスタイルを踏襲していた私は、
次回のM.S.L.HOBBYでの走行では、
立ち上がりで積極的にリアへ荷重をかけるという、
生まれて初めての未知の世界に突入予定で、
それよりも1速での走りがショート過ぎになりそうで、
それが1番心配ですが、
意外に立ち上がりでのトルク感不足が一気に解消されれば、
例えタイムダウンしてもケガの巧妙とばかり気分良く走れるようになるかもしれないと、
現在乙女チックに夢想しております(笑)。


2013年3月11日 M.S.L.HOBBYで3回目の走行


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