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Home > その他のコンテンツ > 私のファイター > マイ・Z・ミドファイター・Z400 > 2020年8月26日

ブレンボキャリパー購入



さて、
動画を2パターン撮影し、
だいぶ達成感を得た所で、
昨年末に転倒後、
今年に入ってからまだサーキット走行をかましていない事から、
秋にはサーキット走行を復活させるべく、
マイ・Z・ミドファイターの泣き所であった、
ブレーキの効きの変化の激しさを解決したいと思い、
まずはキャリパーを交換する事にしたのですが、
世の中的には40mmピッチのブレンボキャリパーが人気なので、
私が使用しているアグラス製など、
多くのアフターパーツメーカーは、
どちらかと言うとキャリパーサポートは、
ブレンボ40mmピッチに合わせて製作及び販売する事が多い感じです。

しかし、
より設計は新しいものの、
65mmピッチのブレンボキャリパーは非常に不人気で、
理由としては、
40mmピッチの異形ピストンに対して同径ピストンの為、
リーディング効果が少なく、
いきなりガツンと効く特性な事と、
キャリパー自体の重量が重い事などがあるようなのですが、
知り合いの業者さんにも、
「大嫌い」と「大好き」という風に、
意見が大きく分かれていて、
使ってみない事にはよく分からないという感じですが、
私個人としては、
コントローラブルさはラジポンで十分担保されているので、
熱的に余裕を持たせるべく、
もうとにかく厚さが厚いディスクローターが使える事や、
キャリパー自体も体積が大きい事で、
熱的に余裕があるのがいいというのがニーズなのでした。

そして、
前述のように40mmピッチ用のキャリパーサポートが多い中、
なぜかビート工業さんが、
65mmピッチのブレンボキャリパー用のキャリパーサポートを販売していたので、
私は自分のニーズに合わせて、
このサポートを使って65mmピッチのブレンボキャリパーを使ってみる事に致しました。

という訳で、
↑は、
この日に届いたキャリパーとサポートです。




Z400はノーマルで4.5mm厚のφ310のディスクローターが使われており、
私はZ900RSを大径化させる為の、
φ320の厚さが5mmのディスクローターを流用して使用していて、
それでもブレーキを酷使するミニサーキットでは、
ブレーキがオーバーヒートしてしまい、
最悪ブレーキが効かなくなる事もあるので、
より厚さが厚い5.5mmか6.0mmのディスクローターを使いたいと思っていたのですが、
これまで使用していたABM製のキャリパーは、
5mm厚のディスクローターでギリギリセーフという感じで、
それ以上のディスクローターは使用不可だったものの、
この日届きました65mmピッチのブレンボキャリパーは、
パッドの下部がひっかかる部分の左右の間隔が8mm有り、
6mm厚のディスクローターも余裕で装着出来そうなイキフン(雰囲気)で、
2日後には実際に使用するジクー製のパッドが届くので、
そちらのパッドを装着し、
最終確認してから、
現在使用しているディスクローターよりも、
より厚いディスクローターを発注しようかと思います。


https://www.sunstar-kc.jp/discrotor/premium_racing_front02.html

ちなみに、
↑のサンスターさんのエントリを読みますと、
ロープーのレースでは6.0mm以上のディスクローターが使用されていて、
ディスクローターの板厚を厚くするカスタムは、
重量の増加というデメリットを補って余る効果が有るとの事ですが、
私のZ400はそもそもがシングルディスクで重量的には十分にアドバンテージがあるので、
重量の増加なんてどうでもいいからとにかくオーバーヒートしないでくれと言った調子です(笑)。




話をキャリパーに戻しまして、
これまで使っていたキャリパーは、
背面にバックプレートが有り、
熱が逃げにくいのが難点でしたが、
こちらのキャリパーはバックプレートが無く、
風通しがいいのでより冷えてくれそうで好感が持てました。(^^)




ビート工業さんのキャリパーサポートは、
デザイン的にも美しい感じで、
また、
特筆すべきは、
ボルトが銀色なのでステンレスかと思いきや、
磁石が付くので鉄製で、
ボルトの頭の番号から、
強度区分12.9の高強度ボルトを採用しているようで、
「分かってるな〜」という感じです(笑)。

あと、
アグラス製のキャリパーサポートですと、
フロントフォーク側にシムをはさむとキャリパーは車体中央に寄り、
キャリパー側にシムをはさんでもなおキャリパーは車体中央に寄る事から、
キャリパーを車体から離す方向に調整出来ない事が難点の為、
厚いディスクローターを使用してキャリパーの位置をシビアに調整したい際に不安が有りますが、
こちらのサポートでは、
キャリパーを車体の中心に寄せる事も外側に離す事も出来るという感じです。




同じような事が出来るキャリパーサポートでは、
アクティブ製があるのですが、
フロントフォーク側の取り付けにて、
裏側がナットを使用していて、
こんな狭い場所に工具は使いづれーだろというイキフン(雰囲気)で、
アグラス製はサポート自体にネジが切ってあるので、
そうした意味では優れたデザインという感じですが、
前述のシム問題が発生してしまいます。

しかし、
こちらのビート工業製のキャリパーサポートは、
ナットは使用せず、
工具は必要無いという感じで、
上下のナットが連結したかのような部品をわざわざ作ってる感じで、
こうした部分も、
「分かってるな〜」という印象です(笑)。




という訳で、
ブレーキホースをオーダーで発注する必要が有ったので、
まずは車体に仮付けしてみましたが、
以前のキャリパーですとパッドとディスクローターの位置関係にて、
外周部分がギリギリという感じで、
キャリパーの位置の調整がかなりシビアだったのですが、
こちらのキャリパーですと、
パッドがセパレートで小さい事からか、
外周部分にも余裕が有り、
早い話がかなりいい感じで、
今の所買って良かったという印象です。

でもって、
この後オーダーでブレーキホースも発注したので、
全部完成させるのが楽しみです。(^^)


2020年8月27日 スナイパー製バックステップに交換


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