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Home > その他のコンテンツ > 私のファイター > マイ・ニンジャ・ファイター・ZX-25R SE(2023) > 2025年7月8日

M.S.L.HOBBYで84回目の走行



この日は、
カワサキプラザ宮崎ワークスの面々でM.S.L.HOBBYに走りに行く予定でしたが、
野上さんは翌日に出張の仕事が有り、
その仕事に悪影響が出るのはマズいと、
ヒヨった事をほざいて、
いや失礼、
社会人として責任感の有る賢明なご判断をされた事により、
私とKさんで走りに行く事となりました。

ちなみに↑は、
出発前に宮崎のセブンでジャスミンティーを買ってる時のショットです。






朝が弱い野上さんの運転では無く、
何でもかんでも " 巻き " で行動する性癖が有る私が、
自分自身でトランポを運転してきた事で、
朝の6時35分にはサーキットに到着してしまいましたが、
サーキットのオーナーも私が来る事を察してか(笑)、
ゲートはすでにオープしておりました。




という訳で、
まずは愛車の記念撮影をかましました。




天気予報的には快晴ですが、
少し雲が写ってます。




職業ライダーの方達が37〜38秒台で走る中、
私が39秒台などと言ったチンタラしてペースで走っているのは、
ヘッドライトが1灯だからだと思い、
この日は思い切ってヘッドライトを3灯にして来ました(小ボケです)。




それから、
リアショックの車高調にて、
ネジの露出部分を3mmから6mmに増やしました。




これにより、
0G(無負荷)状態にてリアの車高をアクスル部分で8mm上げてます。




リアの車高とバランスを取るべく、
フロントフォークの突き出しを10mmから4mmに減らしましたが、
これにより、
車体の重心も7mm程度は上がったのではないかと推察されます。




『トランスペアレント・ラジエーター・リザーブタンク』は、
転倒によりキズが入ってしまったので撤去し、
代わりに小型のキャッチタンクに変更しました。




ブレーキパッドは新品に交換してきました。

銘柄は愛用しているメタリカのスペック3です。




パッドを交換したついでに、
ブレーキオイルも交換しておきました。




ハンドル幅は、
前回の698mmから712mmと、
若干広げていますが、
ボンクラな私では殆ど分からない誤差という感じです(笑)。




また、
タイヤは古巣のディアブロスーパーコルサV4のSC1の新品を、
その後ひっくり返して正履きの状態で売る事を想定して、
最初っから逆履きという変態っぷりです(笑)。




リアも新品を逆履きにしています。




私以外、
誰も居ないパドックです。




そうこうしていると、
7時過ぎにはKさんがやって来ました。




ウォーマーを巻いた愛車です。




前回の転倒から、
色々修復して走れる状態になったKさんの愛車です。




『漢は黙って国産4発』勢(笑)。

別の言い方をすると、
重い人が乗る重いZX-25Rと、
軽い人が乗る軽いZX-25Rです(笑)。

ちなみに、
私は普段は体重が50キロで、
サーキット走行する1週間位前からダイエットして、
当日は47〜48キロと、
2キロ位は減量した状態で走るのがデフォでしたが、
この日は特にダイエットはせず、
そのまま50キロの体重でサーキットにやって来ましたが、
「これがKさんに対する精一杯の私の忖度です」
と体重が80キロを超えるKさんに言ったら、
Kさんは苦笑いしてました(笑)。




前回プッシュアンダーで転んだ事を教訓にしたのか、
フロントタイヤはディアブロスーパーコルサV4のSC1の新品が奢られています。




あと、
フレームクラッシャーになると悪名高い、
純正のプロテクターは、
前回の転倒にて、
フレームは壊さずプロテクター部分がモゲただけて済みましたが、
私のZX-25Rのプロテクターを参考にするよう助言していた所、
私のZX-25Rと同じく、
エンジンマウントのボルトと共締めタイプの、
オーバー製のモノに交換されてました。

ちなみに、
結構出っ張っているので、
付けたばかりの時に足をぶつけて痛かったと仰ってました(笑)。




Kさんが、
「何か忘れ物をしているような気がする」
と仰っていたので、
以前に野上さんが靴下を忘れた事が有るので、
靴下は大丈夫かと尋ねたりしてましたが、
その私がご自宅から靴下を持ってくるのを忘れていました(笑)。

ただ、
私は狡猾な性格な持ち主なので、
そんな時の為にサーキットに持っていく荷物の中に予備の靴下を忍ばせていたので、
事なきを得ました。(^^)




でもって、
Kさんはフロントスタンドのカラーを忘れると言う、
" やらかし " をかましていて、
この日はフロントのタイヤウォーマーが使えないという事態が発生しましたが、
私がリアだけでも巻けば良いのではと助言しますと、
前回プッシュアンダーで転んだ事から、
リアだけが食うのは怖いという事で、
前後共にウォーマーは巻かない事にしたようです。

しかし、
この日は路面温度も上がりそうなので、
まーコースイン後数周だけガマンすれば、
タイヤはすぐに食い出す事と思われます。




他の来場者は無く、
2台のZX-25Rにて、
サーキットに4発の咆哮を響かせます。

ギャラリー皆無ですが(笑)。




その後、
Kさんとコースのチェックに出ましたが、
第1コーナーのアウト側に有る、
野上さんやKさんが私が転んでいると錯覚するタイヤの山は、
周りに植物が生い茂ってカモフラされてました。

「俺と間違えるな」
という私の呪いが効いたのかもしれません(笑)。




最終コーナーの手前には、
↑のボルトが転がってました。




なので、
またまたコンプレッサー脇に置いときましたので、
心当たりの有る方は持って行って下さい。(^^)v

ただ、
前回拾ったナットはまだ置かれたままでした(笑)。




律儀に8時から1本目を走りますが、
気温は29.3℃と、
すでに30℃近く有ります。




地面にピントが合ってしまい恐縮ですが、
路面温度は38.1℃です。




そして、
1本目を走り出しますと、
事前のコースのチェックでは、
コースはレーキー(キレイ)で問題無いと思ったのですが、
ここの所大きく噴火した新燃岳の火山灰が走行後のホイールに薄っすら付着していて、
新品のディアブロスーパーコルサV4のSC1だと言うのに、
最終手前の右コーナー立ち上がりでプッシュアンダーが出まくりで、
全然フロントが食わず面食らいました。




ここの所、
3本走って3本共に39秒台が出せていたのに、
前述のように、
タイヤが食わず、
1本目は40秒307という平凡なタイムしか出せず、
「ムムム」状態で、
この日はカートレース後でラバーグリップも期待出来、
タイヤも新品な事から、
38秒台に入れる気満々で眉を吊り上げて来たというのに、
先が思いやられました。

そして、
Kさんは、
前回の転倒がバイクでの初めての転倒という事で、
相当に恐怖心が心に根付いてしまったようで、
45秒48と、
45秒台で走るのがやっとというタイムでした。




2本目は9時頃から走り始め、
気温は31.8℃と、
30℃を超えてきました。




路面温度も43.2℃とだいぶ高いです。




2本目には、
本当にかろうじてというレベルにて、
やっとサブ40出来ましたが、
39秒台コンスタントという走りが出来ず解せないです(笑)。




少しブヨブヨする感覚が有ったので、
気休め程度ですが、
3本目の走行の前に、
リアショックの伸び側のダンピングを5ノッチ強めてみました。




最後の3本目は10時から走り始め、
気温は32.6℃でした。




路面温度は48.6℃と、
50℃に近くなってきています。




3本目のベストは、
2本目より100分の1秒速い、
39秒957でしたが、
久々に履いたディアブロスーパーコルサV4は、
サイドウォールの剛性が柔らかい印象で、
自己ベストを出した時にフロントに履いていたレーステックRRの方が、
剛性感が高いフィーリングで、
4回使ったユーズドのレーステックRRに対して、
新品のディアブロスーパーコルサV4の方がタイムが0.7秒も落ちるのは、
全くの想定外で、
自己ベストを出した時は、
タイヤがユーズドというだけでなく、
路面も雨上がり後でスリッピーだったので、
この日に火山灰が影響したとしても、
個人的な雑感では、
0.7秒の内火山灰の影響はコンマ1からコンマ2秒位、
残りのコンマ5からコンマ6秒は、
タイヤの影響という感触で、
まー理由はともあれ、
38秒台への道のりは、
『西遊記』の天竺に行く三蔵法師くらい大変そうです。

そして、
『西遊記』における孫悟空の活躍くらい、
タイヤの性能は重要なファクターというイキフン(雰囲気)です。




2本目と3本目のベストが100分の1秒差だと分かる表示です。

そして、
3本目はベストを出した後、
首に鈴を付けて、
Kさんの先導をかましましたが、
それで引っ張られたのか、
Kさんは43秒72と、
1本目より1.76秒タイムが縮まりました。

しかし、
Kさんの自己ベストは42秒台前半なので、
まだまだ心のリハビリが必要そうです。


注:『首に鈴』のくだりはウソです。




ディアブロスーパーコルサV4は滑らかで高ミューなトラック向け、
レーステックRRはギッャプどころかジャンプセクションも有る低ミューなトラック向けと、
共にドイツで作られている同床異夢なタイヤですが、
私はどちらでもタイムが出た事で、
ザックリと中身は同じだと思っていたものの、
久々ににディアブロスーパーコルサV4を履いてみて、
これまでの私は、
ディアブロスーパーコルサV4が、
世の中で一番素晴らしいタイヤだと盲目的に信じ切っていたと言うのに、
0.7秒もタイムが違ってくるとなると、
M.S.L.HOBBY、
あるいは私のライディングスタイルでは、
ディアブロスーパーコルサV4よりも、
レーステックRRの方がタイムが出るのでは?
と考えざるを得ない結果となってきました。

ちなみに、
国際格式のコースは、
一般道と違って路面のミューが高い舗装が施されていますが、
M.S.L.HOBBYのオーナーに、
「このコースの舗装は一般道と同じですか?」と、
いささか失礼にも当たる質問をした所、
M.S.L.HOBBYの舗装は一般道の舗装と同じとの事で、
こうした一般道と同じ舗装のミニサーキットでは、
ディアブロスーパーコルサV4よりも、
レーステックRRの方がタイムが出るのかもしれません。

そして、
もしこれが事実となれば、
この事は、
私を含む全人類の盲点とも言えますが、
ディアブロスーパーコルサV4が欠品していた時に、
不可抗力にてたまたま履く事になったレーステックRRが、
ミューが低い路面では、
ディアブロスーパーコルサV4よりも優れているという可能性を感じて、
人生とは、
挑戦しないと答えが出ない旅だと言う気分です。




とりあえず転ばずに走り終えた2台のZX-25Rです。




でもって、
2人共、
10時半頃にはとっとと積み込みを終わらせました。

強烈に " 巻き " で行動しております(笑)。




こんなに早く帰ったのは初めてかもしれませんが、
10時35分にはサーキットを後にしました。




Kさんと共に、
霧島のSAでランチをかまして、
私はカレーライスを食べ、
Kさんは前回は定食を2つ(笑)たいらげてましたが、
少しは減量に気を使い始めたのか、
この日は唐揚げ定食の大盛りだけにしていたものの、
『大盛り』は外せなかったと仰ってました(笑)。

という訳で、
せっかく履いた新品のディアブロスーパーコルサV4ですが、
考えてもみますと、
リアショックのレートを低くしていたZ400の時も、
いつも40秒フラット付近で走っていて、
時々39秒に入るという走りで、
ZX-25Rにおいても、
Z400と同じ調子が多かったのが、
リアショックのレートを上げ
フロントだけでもレーステックRRを履いているという体(てい)の時に、
39秒台真ん中辺りコンスタントな走りになった事で、
私のデーウーとディアブロスーパーコルサV4の組み合わせでは、
40秒フラットが限界で、
39秒台コンスタントで走れた事があるのは、
レーステックRRのおかげだったのでは?
と考え出している今日この頃です。


本日のベストタイム(右周り新コース)
39秒957
(それまでのベストタイム【ZX-25R】 39秒262 2025年5月31日)

走行前の距離:7,549km
走行後の距離:7,586km
走行距離:37km


今回の走行で良かった事(個人的な備忘録)

・特に無し


今回の走行で悪かった事(個人的な備忘録)

・火山灰のせいかスリッピーだった
・ディアブロスーパーコルサV4のせいかフロントが食わなかった
・ディアブロスーパーコルサV4のサイドウォールの剛性感の無さを感じた
・突き出しを弱めたせいか回頭性が悪かった


今回の良かった事(個人的な備忘録)

・Kさんが復活した


今回の悪かった事(個人的な備忘録)

・Kさんは転倒の後遺症による精神的なリハビリがまだ必要そうだった
・野上さんとKさんの舌戦が聞けず残念だった


次回までにやるべき事(個人的な備忘録)

・タイヤをレーステックRRに戻す
・突き出しを4mmから10mmに増やす


カワサキプラザ宮崎ワークスのタイム
野上さんのベストタイム:走らず
(それまでのベストタイム 41秒36 2025年5月13日)

Kさんのベストタイム:43秒72
(それまでのベストタイム 42秒11 2025年4月22日)


2025年7月11日 レーステックRRに交換他


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